【misola インタビュー】素材のポテンシャルを最大限に引き出すレストランが、なぜ「akari bottled tea」を導入したのか?

近年、多様な食のスタイルに応えるため、高級レストランにおけるノンアルコールドリンクの進化は、もはや避けて通れないテーマとなっています。とりわけ、素材のポテンシャルを最大限に引き出す繊細な料理で知られるミシュラン・ゴエミヨ掲載レストラン misola にとって、ドリンク選びは「料理の完成度」を左右する重要な要素です。
東京・表参道に店を構えるmisolaは、従来のノンアルコール飲料が持つ「甘さや主張の強さ」という課題に対し、ボトリングティー akari bottled tea を選択しました。石濵一則シェフが追求する「引き算の美学」に、akariがどのように応えたのか。そして、ソムリエールが語る、お客様のリアルな反応とは――。misolaの新たな挑戦と、食体験の質を高めるakariの役割に迫ります。
Ⅰ. 料理の哲学:石濵シェフが求める「繊細さと引き算」

素材を追求してたどり着いた「引き算の美学」
misolaの料理は、奇をてらわず、食材本来の味を追求する非常に繊細な方向へと進化を続けています。石濵シェフは、油も使わないような料理が増える中で、従来のノンアルコール飲料が持つ甘さやスパイスの強さが、食事と合わせる時に難しさを覚えることがあったと語ります。
シェフが求めたのは、まさに「引き算の美学」を持つドリンクでした。akari bottled teaの「ルビー烏龍茶」などに代表される、華やかさや個性がありながらも、繊細な香りを持つバランスが、素材本来の味わいを尊重するmisolaの料理に理想的だと感じたのです。

Ⅱ. 導入の決め手:ソムリエールが語る「甘味のないお茶」の価値

従来のノンアルコールドリンクが抱える課題
ソムリエールは、これまでのノンアルコール飲料のラインナップに以下の通り大きな課題を感じていました。
- 甘さ: ノンアルコール飲料は総じて甘さが強く、食事の邪魔をしがち。
- 主張の強さ: フレーバードリンクは主張が強く、季節によって細かく変わる料理とのペアリングが難しい。
「akari bottled tea」のファーストインプレッション
akari bottled teaを試飲した際のファーストインプレッションは、「非常に上質。そして何より、食事の邪魔をしないお茶」でした。他の飲料に比べて糖分が少なく、お茶本来の甘さが引き立っている。この**「甘味がない」**という点が、従来のノンアルコール飲料が持つ大きな課題を解決する決め手となり、繊細な料理と非常によく馴染むと確信したのです。
Ⅲ. お客様の反応と今後の展望
価格以上の価値と高いリピート率
導入後、「akari bottled tea」はmisolaのお客様から高い評価を得ています。ソムリエールによると、特に強いプッシュはしていないものの、その上質さに納得して注文し、中には**「2杯、3杯とお代わりをされる」**お客様もいるといいます。
インバウンドの外国人客からも非常に好評で、日本の物価との違いもあり、価格を気にすることなく注文し、上質さに満足して写真撮影をするなど、積極的に興味を示すゲストが多いのも特徴です。
akari bottled teaの今後への期待
ノンアルコールドリンクの今後について、ソムリエールは「緑茶や抹茶といった日本茶系」にも期待を寄せています。ただし、「単なるスタンダードではなく、かぶせ茶など、個性がありながらも繊細な味わいを持つものが、料理に合う」と、akari bottled teaの更なる進化に期待を寄せました。
Ⅳ. misolaのこれからの進化
石濵シェフは、今後、コース料理全体の「一貫性」をより高めることに注力したいといいます。「全ての料理が上手くつながり、より分かりやすい体験をお客様に提供したい」と語るmisola。
素材を追い求め、繊細な方向に進化する日本のガストロノミーにおいて、「akari bottled tea」のような、料理の味わいを尊重するボトリングティーは、食体験の質を高める上で、今後ますます重要な役割を果たすことになりそうです。
- misola
- 住所:東京都港区南青山3-10-38
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